アイデアクラフト

知識構造化に執念を燃やす開米瑞浩の公式サイト

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開米が「読解力・図解力」をテーマとするに至ったヒストリー

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 当サイトを運営する「アイデアクラフト」は、代表者・開米瑞浩の個人事業です。

 開米瑞浩は、1967年生まれ。1986年に青森県立弘前高校を卒業し、東京大学理科一類に入学したものの、何をする意欲も湧かない状態に陥り、2年半を無為に過ごししてしまいました。学業面では何の成果もなく、かといってバイトに励んで社会経験を積んだわけでもなく、放浪の旅に出て世界の見聞を深めたわけでもなく、ひたすら停滞の2年半を送った後の1988年、「こんなことではダメだ」と気持ちを切り替えて学業に復帰・・・ではなく、大学をやめて中小ソフトハウスに入り、IT技術者の仕事を始めてしまいました。

  今思えば、「2年半を無為に過ごしてしまった」原因の1つは、対人コミュニケーション下手なことでした。子供の頃から一貫して「空気を読んで人と合わせる」ことが苦手な上に、人と違うものに興味を持つ傾向があって何かと周りの大人とも子供とも衝突することが多く、大学入学時にはもはや人と話をすること自体に大変なストレスを感じていたのです。

 それでも、大学に籍だけは置いていましたが、「このまま何もしないでいるぐらいなら、大学にいても意味はない。働こう」と考えたのが88年末のこと。そしてIT技術者の仕事を選んだわけです。 

「図解」を多用するようになった イメージ画像

 「何をする意欲も湧かない状態」であった2年半の大学生活の間も、コンピュータはいじっていて面白いと感じていたことからIT技術者の道を選んだのですが、その結果早々に直面したのが「仕様書が分かりにくい」という問題です。

 分かりにくい仕様書を改善しないままでコミュニケーションをすると、あちこちで余計な誤解を招いてしまい、これが大変な非効率を産んでしまいます。

 そこで、何とか分かりやすくする方法はないか、とあれこれ工夫しているうちに、開米は自然に「図解」を多用するようになりました。コンピュータシステムは複雑な構造物です。正確さを犠牲にせずにその複雑な構造を表現するためには、さまざまな図解手法が必要だったのです。

 しかも、図解をしておくと口頭での説明をあまりしなくても相手が理解してくれ、知りたいことを質問してくれることが多いのも、開米のような口下手な人間にとっては非常にありがたいことでした。

 そうして図解を多用するようになり、「これは便利だ」と感じるようになった開米ですが、あるときその便利な「図解」手法を、自分以外の同僚や取引先はほとんど使っていないことに気がつきます。

 「こんなに便利なのに、どうして誰も使わないんだろう?」と疑問に思った開米は、「図解の手法を知らないからみんなやらないのだろう」、「・・・であれば、図解の手法を整理し体系化し普及する活動には意義がある」と考えました。
 そこから産まれたのが「SEのための図解技術」に始まり、「エンジニアのための図解思考 再入門講座」に至る、開米の図解本・説明力本です。

 

 ・・・と書くと、いかにも順調だったかのように見えますが、実はそうでもありません。

その理由を探って イメージ画像

 NextEngineerというIT専門誌への連載が好調で、首尾良く最初の本を出せた2003年、開米は「図解の手法を教える教育研修」を始めようと思い立ちます。ところがその構想はすぐに挫折しました。というのは、「こういうときはこう書けばよい、という図解のテクニックをいくら教えても、受講者はなかなか出来るようにならなかった」のです。これでは教育研修の意味がありません。

 いったいなぜなのだろう? 「手法」を教えても実際の場面で応用できないのはどうしてだろう? その理由を探って1年経ったとき、ある重大な事実に気がつきました。それは、

  実はそもそも文章を正確に読めている人は非常に少ない

 ということです。

 問題は図解のテクニックではなく、文章読解力だったということです。

 図解をするために最も重要なのは読解力である。
 それに気がついてみると、「文章を正確に読み取る力」を向上させるために、いくつかの単純だけれど効果的なポイントがあることがわかりました。

 

 それを一言で象徴的に言ったのが「1日3分・3行ラベリングのススメ」です。

 1日3分だけ、3行程度の文章に対して「ラベリング」を真剣に考えるだけ。
 「真剣に」やらなければ効果はありませんが、逆に3分だけでも真剣に考え抜けば、そしてそれをずっと継続してくれれば、読解力図解力は着実に向上します。今ではそれがわかっています。

 読解力図解力が向上すれば、複雑な情報を自分が理解するのも、人に説明するのも格段に楽になります。そのために、「1日3分・3行ラベリング」という習慣を持って欲しい。

 

 その一言を伝えること、伝えてやる気になってもらうこと、それが「読解力・図解力」テーマの企業研修における、私、開米瑞浩のミッションです。

1日3分・3行ラベリング イメージ画像

 「1日3分・3行ラベリング」なんて、方法としてはごくごく単純なもので、理屈として難しいことは少しも、まったく、なんにもありません。


 ところがその単純な方法が「読解力図解力の向上に絶大な効果を発揮する」ことがほとんど知られていないんですね。知らないからやらない。やらないから力がつかない。そして「人に説明するのは難しい・・・」と苦手意識を持ち続ける。こんな人が多いのです。


 そんな停滞から脱して、「読解力図解力をみるみる上達させ、説明上手と言われる」ことを目指してみませんか?

 

 ただし・・・「1日3分・3行ラベリング」は、理屈はまったく難しくありませんが、いざ真剣にやってみるとなかなかうまくできないことに気がつくはずです。

 逆に、真剣にやった人にしかその難しさはわかりません。でも、「あれ? 意外に難しい・・・」と感じるその時間こそが、1人1人の力をつけていくものです。

 

 1日3分だけでも大丈夫です。1日やれば1日分の、100日やれば100日分の効果があります。その効果は着実に積み上がっていきます。ぜひ、やってみてください。

 開米が、あなたのその努力を応援しています!

最終更新 2011年 9月 27日(火曜日) 15:46